子供がうつ病になったらどうする!?認知行動療法について知ろう

子供のうつには親も関係する

子供のうつ病の要因にはさまざまなものがありますが、発達障害そして親が要因となっていることが多いものです。特に小学校低学年から高学年にかけてはその要素が強くなっています。では、子供がうつ病にかかった時にはどのような治療法があるのでしょうか。基本的には大人と同様に休息を軸として心理療法や薬物療法となりますが、近年では薬物療法が子供には危険だということもあり、欧米では第一の選択肢とされている認知行動療法が一つの柱として加わっているのですよ。

信頼関係は回復のベース

認知行動療法は主に臨床心理士がおこないます。そのスタイルは1対1で十数回の面接を繰り返すのが通常ですが、小さな子供の場合は、親が同席することが前提です。信頼関係を築いていく中で、徐々に認知および行動を健全な方向へと導いていきます。うつ病の人には凝り固まったマイナス方向の考えや行動パターンがあるわけですが、それを臨床心理士が把握し、本人にちょっと角度をかえたほうがいいとか、いつもと違う行動というように促して、達成できたらその都度評価がとられるのです。また、小さな子供の場合は、最初の面接ではプレイルームで一緒に遊ぶだけの時間を設け、信頼関係を築いていこうとするような場合もあります。

家庭に問題があれば親もカウンセリングを

相談面接に子供と一緒に同席するのは、単なる付添人としてではありません。子供がうまく説明できない症状をかわりに伝えるなどサポートを積極的に行う必要があります。また、時としてそれ以上のことをしなければならないこともあるのです。もしうつの要因に家族間のことや親の叱り方などが大きく影響していると思われる場合には、親のカウンセリングが実施されます。そうしたことになった時、親はその重要性をしっかりと理解して、積極的に自らのカウンセリングに参加、協力するようにしましょう。

うつ病の治療には時間がかかります。医師の指示に従って、周りの理解を得ながら進めていくことが必要です。